年間17万円で月50万円の保障|自営業の私が収入保障保険を12年続けている理由

私は2014年12月、32歳のときに収入保障保険へ加入しました。

第1子が生まれる約3か月前です。

保障額は、月50万円。

年間保険料は、169,000円。

月換算すると約14,000円です。

当時、率直に、

「年間約17万円で、これだけの保障を確保できるのか」

と感じました。

加入から約12年が経った現在も、この判断をまったく後悔していません。

むしろ、家族を持つ自営業者だった当時の自分には、かなり重要な保険だったと考えています。

この記事では、なぜ月50万円にしたのか、なぜ掛け捨てに抵抗がなかったのか、第2子・第3子が生まれても増額や解約をしなかった理由、そして今の評価まで紹介します。

目次

結論|32歳で年間169,000円、月50万円の保障を確保した

まず、私の契約を簡単にまとめます。

項目内容
加入時期2014年12月
加入時年齢32歳
第1子誕生2015年3月
収入保障額月50万円
年間保険料169,000円
月換算保険料約14,000円
保障期間65歳まで
現在の評価加入してよかった

私が特に価値を感じているのは、

年間約17万円で、万が一のときに家族へ月50万円の生活資金を長期間残せることです。

私は32歳で加入したため、この保険料で保障を確保できました。加入年齢や健康状態などによって保険料は変わるため、誰でも同じ条件になるわけではありません。

第1子誕生3か月前、「妻と子どもを路頭に迷わせたくない」と加入

加入したのは、第1子が生まれる約3か月前でした。

当時、一番考えていたのは非常に単純なことです。

自分に万が一のことがあっても、妻とこれから生まれる子どもを路頭に迷わせるわけにはいかない。

妻は子どもができる前までは正社員として働いていましたが、出産前に退職していました。

そのため、「自分が亡くなったら、妻が働けばいい」という前提では考えていませんでした。

妻が働かなくても、妻と子どもが生活していける状態を作っておきたい。そのために収入保障保険へ加入しました。

なぜ月50万円?生活費+将来の学費まで考えて自分で決めた

月50万円という保障額は、保険会社の担当者から提案された金額ではありません。

自分で決めました。

2014年当時の毎月の生活費が正確にいくらだったかは、今では覚えていません。

ただ、日々の生活費に将来必要になる子どもの学費まで加えても、月50万円あれば十分だろうと考えました。

また、私の実家も妻の実家も近く、どちらも持ち家でした。

もし私に万が一のことが起きても、住居については家族の助けを借りることができ、家賃負担を抑えられる見込みもありました。

住居費を大きく抑えられる。そのうえで毎月50万円の収入がある。

それなら、妻が働かなくても、生活費と子どもの教育費をまかなえるだろう。それが当時の私の判断でした。

自営業だったので、公的保障だけに頼るつもりはなかった

当時の私は国民年金の加入者でした。

そのため、自分に万が一があったとき、公的保障だけで家族の生活を十分に支えるのは難しいだろうと考えていました。

実際には、国民年金の被保険者などが亡くなった場合でも、一定の要件を満たせば「子のある配偶者」や「子」に遺族基礎年金が支給されます。一方、厚生年金の要件を満たす場合には遺族厚生年金が加わるケースがあります。

つまり、「自営業だから遺族年金がない」わけではありません。

ただ、当時の私は、公的保障だけに頼るのではなく、自分で不足分を民間保険で補う必要があると考えていました。

出典:日本年金機構「遺族年金」

なぜ65歳まで?子どもが30歳を超えるまで家族を守りたかった

加入時は32歳でした。65歳までなら33年間保障があります。

65歳になる頃には、これから生まれてくる子どもも30歳を超えています。

当時は、そこまで子どもが成長していれば、もし私がいなくても、妻の老後を支える力もある程度期待できるだろうと考えていました。

つまり、妻と幼い子どもだけでは生活を支えにくい期間を、収入保障保険で長くカバーするという考えです。

年間17万円の掛け捨てに、抵抗はまったくなかった

年間保険料は169,000円。月換算すると約14,000円です。掛け捨てです。

それでも、私は掛け捨てであることにまったく抵抗がありませんでした。

万が一に備える掛け捨て保険こそ、保障機能としての保険本来の役割だと考えていたからです。

「払った保険料が戻ってこないからもったいない」とは考えませんでした。

むしろ、「年間約17万円で、これだけの保障を確保できるのか」という感覚でした。

収入保障保険は一般に、被保険者が死亡した場合、契約時に決めた満期まで年金形式で保険金を受け取るタイプの保険です。時間が経つほど残りの受取期間が短くなるため、家族の成長とともに必要保障額が減っていく考え方とも相性があります。

第2子が生まれても月50万円を増やさなかった

2018年7月、第2子が生まれました。

今になって考えると、「子どもが1人から2人になったなら、月50万円の保障も増やすべきでは?」とも思えます。

しかし、私は増額を検討しませんでした。

2014年と比べて事業収入が増えていたことに加えて、他の死亡保障も増えていたからです。

プルデンシャル生命の保険で死亡保障30万ドルがあり、さらに税理士団体保障やおしどり保障にも加入していました。

収入保障保険単体は月50万円のままでも、死亡時に家族へ残せる保障全体は厚くなっていました。

そのため、さらに掛け捨ての収入保障を増やす必要までは感じていませんでした。

第3子誕生後は「不労収入+収入保障」の2階建てと考えた

2022年には第3子が生まれました。このときも、収入保障保険の見直しはしていません。

ただ、「資産や不労収入が増えたから、もう収入保障保険はいらない」とも考えませんでした。

この頃には、事業収入や資産も増え、不動産や配当などの不労収入も少しずつ形になっていました。

私の中では、次のようなイメージです。

1階:これまで作ってきた不労収入

2階:月50万円の収入保障保険

万が一のことがあれば、不労収入が家族の生活を支える。その上に月50万円の収入保障が乗る。

2階建てにすることで、家族の生活をさらに安定させられる。

そう考えていました。

資産形成が進んだから保険が完全に不要になったのではありません。保険だけに依存する必要性は下がったものの、すでに持っている保障を手放す理由もなかったというのが実際の感覚です。

年間約17万円は、私にとって「安心を買う費用」

現在、この保険をどう評価しているか。答えはかなり明確です。

加入してよかった。

2014年の判断をまったく後悔していません。

年間169,000円。月に直すと約14,000円です。

32歳という比較的若い時期に加入できたこともありますが、月1.5万円弱の負担で、65歳まで月50万円の収入保障を確保できる。

私にとっては、非常に大きな安心です。

この保険は、私が死亡した場合に残された家族の生活を支えるためのものです。私自身が生きている間に保険金を受け取るための保険ではありません。

だから私は、掛け捨ての保険料を「使わなければ損」とは考えていません。

万が一が起きなければ、それが一番です。

それでも、もし私に何かあれば、妻と子どもの生活を長期間支える保障がある。

年間約17万円は、その安心を確保するための費用だと考えています。

収入保障保険は、一度検討する価値があると私は思う

私はこのブログで、特定の保険商品を一律に勧めるつもりはありません。

必要な保障額は、家族構成、収入、資産、公的保障によって人それぞれ違います。

そのうえで、私自身の経験から言えば、家族を養っている人が「自分に万が一があった後の生活費」を考えるとき、収入保障保険は一度検討する価値のある保険だと思っています。

少なくとも私は、年間約17万円で月50万円の保障を確保できたことに、非常に大きな価値を感じています。

今2014年に戻っても、月50万円で加入する

もし今の知識を持ったまま2014年に戻れるとしても、私は収入保障保険に加入します。

保障額も、月50万円でよかったと思っています。

当時は第1子が生まれる直前で、現在ほど資産もありませんでした。妻が働くことも前提にしていません。

その状況で私に万が一のことが起きれば、家計への影響は非常に大きかったはずです。この保険は必要でした。

今なら65歳ではなく70歳までにするかもしれない

2014年当時は、「65歳になる頃には子どもも30歳を超えている」と考えていました。

今でもその考え自体は間違っていないと思います。

ただ、現在の自分から振り返ると、70歳まででもよかったかもしれません。

理由は、妻の老後までさらに長く支えたいこと、そして子どもが独立した後も妻の生活保障は残しておきたいと考えるようになったからです。

保険料との兼ね合いはありますが、2014年に戻れるなら70歳満期も比較すると思います。

今の自分が新規加入するなら?最後は保険料との相談

では、現在の私が新たに収入保障保険へ加入するとしたらどうするか。

2014年から12年経っています。当然、年齢も12歳上がりました。

今から新規加入すれば、2014年と同じ保険料で、同じ月50万円の保障を確保することは難しいと思います。

一方、現在は当時より資産も増えています。

それでも、「資産があるから収入保障保険は必要ない」とは考えません。

保険料が高くなったとしても、家族の安心を買う費用として加入を検討すると思います。

最終的には、いくら払えば、いくらの保障を確保できるのか。そのバランスを見て決めます。

まとめ|年間約17万円で得られる安心は大きかった

2014年12月。第1子誕生を約3か月後に控えた32歳の私は、月50万円・65歳までの収入保障保険に入りました。

年間保険料は169,000円です。

妻が働かなくても生活できる金額を自分で考え、子どもの学費まで見込んで月50万円にしました。

その後、第2子、第3子と家族が増え、事業収入、資産、不労収入も増えました。それでも増額も解約もしませんでした。

今では、不労収入を1階、収入保障保険を2階とする「2階建ての保障」として考えています。

そして現在も、年間約17万円でこれだけの保障を確保できることには、非常に大きな価値があると思っています。

今2014年に戻っても、私は加入します。保障額も月50万円でいいと思います。

そして今なら、妻の老後まで考えて、70歳までの保障も比較すると思います。

これが、約12年間収入保障保険を持ち続けた現在の私の結論です。

※本記事は筆者自身の保険加入経験を紹介するものであり、特定の保険商品の加入を推奨するものではありません。必要保障額や公的保障は、家族構成、収入、資産、加入している公的年金制度などによって異なります。

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