株と債券から年間いくら入る?配当約175万円+AT1債29,500ドルを公開

株式や債券への投資を続けていると、「結局、年間いくら現金が入ってくるのか?」というのは気になるところだと思います。

2026年8月時点で、私と妻が保有する株式から見込まれる年間配当は、合計約175万円。

さらに、法人で保有しているAT1債からは、年間29,500ドルのクーポンが生まれます。

※株式配当は2026年8月時点の年間見込額、AT1債は現在のクーポン条件に基づく年間額です。いずれも税引前です。

仮に1ドル160円で参考換算すると、AT1債は年間約472万円。株式配当約175万円と合わせると、年間約647万円相当になります。

ただ、私が一番うれしいのは、この647万円という数字そのものではありません。

年間これだけの配当やクーポンが生まれていると、働いて得る収入とは違う安心感があります。

一番大きいのは、自分が働いていない時間にも収入が生まれること。

この記事では、現在の株式配当とAT1債のクーポン、その使い道まで実際の数字で紹介します。

目次

結論|株式配当約175万円+法人AT1債29,500ドル

現在の年間インカム見込額を整理すると、こうなります。

収入源年間見込額・クーポン額区分実際の使い方
私の株式配当約58万円個人税引後で受け取った配当を基本的に再投資
妻の高配当株の配当約117万円個人税引後で受け取った配当を妻のお小遣い
法人保有のAT1債29,500ドル法人法人内に残す
株式配当合計約175万円個人―

※すべて税引前の年間見込額・クーポン額です。

私の現在保有する国内個別株23銘柄の年間配当見込額は581,540円なので、この記事では約58万円として扱います。

個人と法人のお金なので、「家計に年間647万円入る」という意味ではありません。あくまで、私・妻・法人が保有する投資資産から、年間どれくらいのインカムゲインが生まれているかという数字です。

仮に1ドル160円なら、年間約647万円相当

AT1債のクーポンはドルで受け取ります。そのため、最も正確なのは年間29,500ドルとそのまま見ることです。

ただ、金額感をイメージしやすくするために、仮に1ドル160円で計算してみます。

29,500ドル × 160円 = 4,720,000円。これに、私と妻の株式配当約175万円を加えると、年間約647万円相当になります。

ただし、これは個人と法人を合わせた税引前の参考額です。AT1債はドル建てなので、円換算額は為替によって変動します。

たとえば1ドル150円なら、AT1債の年間クーポンは約442万円。1ドル160円なら、約472万円です。したがって、年間647万円がそのまま自由に使えるという意味ではありません。

一番うれしいのは「働いていない時間にも収入が生まれる」こと

年間約647万円相当。もちろん、金額としては大きいと思います。

ただ、私が配当やクーポンを受け取っていて一番価値を感じるのは、自分が働いていない時間にも収入が生まれることです。

私は会計事務所を経営しています。仕事から得る収入は、基本的には自分たちが働くことで生まれます。

一方、株や債券からの収入は違います。自分が仕事をしているときも、家族と過ごしているときも、寝ているときも、保有している資産が配当やクーポンを生みます。

この「自分の労働以外にも収入源がある」という状態が、働いて得る収入とは違う安心感につながっています。

私の株式配当は税引前で年間約58万円|税引後は基本的に再投資

私自身が現在保有している国内個別株23銘柄からは、2026年8月時点で年間581,540円の配当が見込まれています。この記事では、税引前年間約58万円として扱います。

このうち、実際に税引後で受け取った配当については、基本的に再投資しています。

今すぐ使うためのお金というより、配当を受け取り、そのお金を再び投資に回すという形で、資産形成を続けるためのお金として使っています。

以前は値上がり益を狙って個別株を売買し、大きな損失も経験しました。現在は、配当を受け取りながら長く保有するという考え方へかなり変わっています。

妻の高配当株は税引前で年間約117万円|税引後はお小遣い

妻の高配当株は、私の株式配当とは役割が違います。年間配当見込額は、税引前で約117万円です。

実際に税引後で口座へ入った配当については、基本的に妻のお小遣いとして使っています。

つまり、今を楽しむためのインカムゲインです。

妻の高配当株については、今後、年間配当見込額150万円を一つの目標にしています。

高配当株は「お金に働いてもらっている」と実感しやすい

私が高配当株を好む理由の一つは、お金に働いてもらっていることを実感しやすいからです。

これは、不動産投資にもかなり似ています。不動産なら家賃。高配当株なら配当。資産そのものを売却しなくても、保有していることでインカムゲインが入ってきます。

その意味で、私は高配当株を「不動産投資の株式版」のように感じています。

評価額が上がることとは別に、実際に現金が入ってくることには独特の満足感があります。

法人のAT1債からは年間29,500ドルのクーポン

現在のインカムの中で、金額が最も大きいのが法人保有のAT1債です。

2022年12月に、Barclays PLCとSociété Généraleの2銘柄を購入しました。額面はそれぞれ20万ドル、合計40万ドルです。

銘柄額面クーポン率年間クーポン
Barclays PLC200,000ドル8.00%16,000ドル
Société Générale200,000ドル6.75%13,500ドル
合計400,000ドル29,500ドル

ただし、AT1債は「高いクーポンをもらえる安全な債券」ではありません。通常の社債より複雑で、クーポン支払い停止や元本削減などのリスクがあります。

実際、購入から約3か月後にはCredit SuisseのAT1債が全額減額され、私が保有するAT1債の円換算評価額も大きく下落しました。高いクーポンには、高いクーポンなりのリスクがあります。

AT1債のクーポンは使わず、法人内に残している

AT1債から受け取るクーポンは、法人内に残しています。

妻の配当のように、個人のお小遣いとして使うものではありません。法人資金として残し、必要に応じて別の投資へ回します。

つまり、AT1債を保有する → ドルでクーポンを受け取る → 法人内に資金を残す → 必要に応じて再投資する、という流れです。

同じインカムゲインでも、妻の配当とはまったく違う役割を持たせています。

STRIPS債は保有しているが、今回の年間クーポンには含めない

法人では、AT1債以外に米国STRIPS債も保有しています。

ただし、STRIPS債には通常の利付債のようなクーポンはありません。そのため、今回の年間配当・クーポンには含めていません。

今回の記事では、保有資産の評価額や将来の償還差益ではなく、定期的に現金を生むインカムゲインだけを集計しています。

同じ配当・クーポンでも「使う・再投資・法人に残す」に分けている

現在のインカムゲインの使い道は、かなり明確です。

妻の高配当株 → 税引後で受け取った配当をお小遣いとして使う

私の株式配当 → 税引後で受け取った配当を基本的に再投資する

法人のAT1債 → クーポンを法人内に残す

同じ配当・クーポンでも、役割は同じではありません。今を楽しむお金。将来の資産形成へ回すお金。法人資産として残すお金。それぞれに役割を持たせています。

インカムゲイン全体で「年間○万円」という目標は決めていない

現在、「株と債券から年間1,000万円のインカムゲインを作る」といった全体目標は設定していません。

妻の高配当株については、年間配当見込額150万円という具体的な目標があります。ただ、それ以外まで無理に配当やクーポンを増やそうとは考えていません。

私の資産運用では、まず将来への備えを作り、そのうえで今も楽しむという順番を大切にしています。インカムゲインを最大化することだけが目的ではありません。

株や債券だけでなく、現預金・不動産・保険・借入まで含めると、わが家全体の資産構成はこの5年間でかなり変わりました。
2020〜2025年の資産と負債の推移はこちらで公開しています。

配当やクーポンがあるから、仕事をやめたいわけではない

年間これだけのインカムゲインがあるからといって、「もう働かなくてもいい」と思っているわけではありません。

仕事から得る収入と、資産から得る収入は別物です。私が価値を感じているのは、収入源が自分の労働だけではないことです。

仕事をしていない時間にも、株が配当を生む。債券がクーポンを生む。この状態そのものが、働いて得る収入とは違う安心感につながっています。

まとめ|年間の金額以上に「働いていない時間にも入る」ことが大きい

2026年8月時点で、私と妻の株式から見込まれる年間配当は、合計約175万円。法人保有のAT1債からは、年間29,500ドルのクーポンがあります。

仮に1ドル160円なら合計約647万円相当ですが、これは個人と法人を合わせた税引前の参考額で、AT1債部分は為替によって変動します。

私が一番価値を感じているのは、647万円という金額そのものではありません。

自分が仕事をしていなくても、株から配当が入る。債券からクーポンが入る。自分が働いていない時間にも収入が生まれる。

このことが、働いて得る収入とは違う安心感につながっています。

妻の配当は、今を楽しむため。私の配当は、再投資へ。法人のAT1債のクーポンは、法人内に残す。

これからも、インカムゲインの金額だけを追いかけるのではなく、それぞれの資産に役割を持たせながら運用を続けていきたいと考えています。

※本記事は筆者自身の投資経験を紹介するものであり、特定の株式・債券等の購入を推奨するものではありません。記載した株式配当は2026年8月時点の税引前年間見込額、AT1債は現在の条件に基づく税引前年間クーポン額です。配当は減配・無配となる場合があり、AT1債にはクーポン支払い停止、元本削減、信用、価格変動、為替、流動性等のリスクがあります。

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