配当金は再投資すべき?私は再投資、妻は使う|配当金46万円と95万円の使い道
「配当金は再投資した方がいいのか。それとも使ってもいいのか」
高配当株に投資していると、一度は考えるテーマだと思います。
複利効果だけを考えれば、受け取った配当金を再び投資に回した方が、長期の資産形成には有利になりやすいです。
ただ、わが家では夫婦でまったく違う方法を取っています。
私が直近1年間で受け取った株式配当は、税引後462,969円。これは生活費には使わず、基本的に次の投資資金に回しています。
一方、妻が直近1年間で受け取った株式配当は、税引後946,659円。こちらは再投資せず、妻自身が自由に使えるお金にしています。
なぜ同じ家庭で、配当金の使い方を分けているのか。
結論からいうと、配当金に求めている役割が違うからです。
結論|私は再投資、妻は使う。配当金の役割を分けている
わが家の現在の方針は次の通りです。
| 項目 | 私 | 妻 |
| 株式配当の実績(税引後) | 462,969円 | 946,659円 |
| 配当金の扱い | 次の投資資金に回す | 基本的に再投資しない |
| 主な目的 | 将来に向けた資産形成 | 自由に使えるお金を持つ |
| 投資方針 | 高配当株だけに限定しない | 配当収入をより重視 |
私は「配当金は必ず再投資すべき」とは考えていません。
実際、妻の配当金は再投資していません。
逆に、「せっかく配当を受け取ったのだから全部使うべき」とも考えていません。
私自身は今のところ使う必要性を感じていないため、次の投資資金に回しています。
同じ配当金でも、その人にとって何のためのお金なのかによって、使い方は変わっていい。
今はそう考えています。
私の46万2,969円は生活費に使わず、次の投資資金へ
私が直近1年間で受け取った株式配当は、税引後で462,969円でした。
このお金は生活費や買い物には回さず、基本的に次の投資資金にしています。
ここでいう「再投資」は、受け取った配当金で同じ高配当銘柄を機械的に買い増すという意味ではありません。
その時点で投資したい個別株や投資信託などを含め、次の投資に回しているという意味です。
なぜ使わないのかというと、今の私には配当金を使う必要性があまりないからです。
個人的にはブランド品などへの関心が薄く、もともと物欲も強い方ではありません。
そのため、「配当金が入ったから何か買おう」とはあまり考えません。
使いたいものが特にないのであれば、今使うより、将来に向けて投資に回しておいた方が自分には合っている。
それが私の考え方です。
妻の94万6,659円は「自由に使えるお金」にしている
一方、妻の配当金は基本的に再投資していません。
妻が直近1年間で受け取った株式配当は、税引後で946,659円でした。
このお金は、生活費とは別に、妻自身が自由に使えるお金にしています。
妻には普段の生活費とは別に、「これは自分のお金だから、自分の判断で使っていい」というお金を持ってほしいと考えています。
何に使うかを私が細かく決めるつもりもありません。
再投資すれば、その分だけ将来の資産は増えやすくなるかもしれません。
それでも妻の配当金については、資産額を最大化することだけを目的にはしていません。
資産から生まれたお金を、今の生活の中でも自由に使えること。
そこにも投資をする意味があると思っています。

妻が自由に使えるお金を持つことは、家庭円満にもつながっていると感じる
実際、自由に使えるお金があることを、妻本人もうれしく感じているようです。
私から見ても、これは家庭円満にもつながっていると感じています。
投資の話になると、「再投資すれば複利が効く」「使わずに運用を続けた方が将来の資産は増える」という話になりがちです。
もちろん、資産形成だけを考えれば再投資には大きな意味があります。
ただ、人は必ずしも、その時点で最も経済合理的な行動だけを選ぶわけではありません。
私は、こうした考え方は行動ファイナンスにも通じると思っています。
妻の配当金も、すべて再投資すれば将来の資産額は大きくなりやすいでしょう。
それでも、今使えるお金があることで本人の満足度が上がり、家庭円満にもつながるのであれば、それにも十分な価値があります。
お金は、将来の資産額を最大化するためだけにあるわけではありません。
将来のために増やすお金もあれば、今の生活を豊かにするために使うお金もあります。
妻の配当金については、私は後者の役割も大切にしています。
複利効果が弱くなったとしても、本人が自由に使えるお金を持つ。
わが家では、その方が合っています。
私の配当が妻より少ないのは、高配当株だけに投資していないから
私の配当は462,969円、妻は946,659円です。
ただし、この数字だけを見て、「妻の方が運用成績がいい」とは考えていません。
そもそも、私と妻では投資の目的が違います。
妻の投資では、配当という形で継続的に現金を受け取ることを重視しています。
一方、私は配当金を使うこと自体を主な目的にしていません。
そのため、高配当株だけに資金を集中させず、高配当ではない個別株や投資信託にも分散しています。
私にとって重要なのは、「配当利回りが何%あるか」だけではありません。
資産全体としてどう増やしていくかを考えているため、結果として妻より配当金が少なくなっています。
これは、どちらが優れているという話ではなく、投資目的の違いです。

再投資の方が資産形成には有利でも、それだけがお金の役割ではない
受け取った配当金を再投資すれば、そのお金も新たな運用元本になります。
長期間続ければ、配当金を使ってしまう場合よりも資産形成には有利になりやすいでしょう。
私自身も、今は資産を増やす段階だと考えているため、このメリットを取りにいっています。
一方で、妻の配当金についてはそうしていません。
経済合理性だけを考えれば、再投資した方が有利かもしれません。
それでも、本人が自由に使えるお金を持つことで得られる満足感まで含めて考えると、必ずしも再投資だけが最適とは限らないと思っています。
投資の目的が「資産額を最大にすること」だけではないからです。
配当金を再投資するか使うかは「何のための投資か」で決める
夫婦で違う方法を続けていて感じるのは、配当金を再投資するかどうかを先に決めなくてもいいということです。
先に考えるべきなのは、「その投資で何を実現したいのか」だと思います。
私の場合は、今のところ配当金を使う必要性が低い。それなら将来のために次の投資へ回す。
妻の場合は、生活費とは別に自由に使えるお金を持つことに意味がある。それなら配当金を受け取って使う。
目的が違えば、答えも違います。
私は、どちらか一方だけが正解だとは思っていません。
将来、私自身が仕事を減らしたり、資産を「増やす段階」から「使う段階」に移ったりすれば、私の配当金も再投資しなくなるかもしれません。
今は増やす時期だから再投資する。
でも、永遠に増やし続けること自体が目的ではありません。
最終的には、資産は使うためにあると考えています。
まとめ|配当金の使い道は、夫婦で違ってもいい
わが家では、配当金の使い方を夫婦で分けています。
私は直近1年間、株式から税引後462,969円の配当を受け取り、生活費には使わず、基本的に次の投資資金に回しました。
妻は直近1年間で税引後946,659円の配当を受け取り、こちらは基本的に再投資せず、本人が自由に使えるお金にしています。
再投資した方が、長期の資産形成では有利になりやすい。それは理解しています。
それでも、すべてのお金を将来のためだけに回す必要はないと思っています。
私には今使う必要がないから再投資する。
妻には自由に使えるお金を持ってほしいから再投資しない。
同じ家計でも、お金の目的が違えば答えも違う。
今のわが家では、この配当金の使い分けが合っていると感じています。


※本記事は筆者自身の投資経験を紹介するものであり、特定の金融商品や投資方法を推奨するものではありません。

