ふるさと納税11年で印象に残った返礼品11選|585件の寄附から妻が選んだもの

わが家では2015年から、夫婦でふるさと納税を続けています。

2025年までの11年間で、夫婦の寄附額は累計11,325,400円。

寄附履歴を改めて集計すると、夫婦合わせて寄附明細585件ありました。

11年分を振り返ると、気になるのは、

「結局、どの返礼品が印象に残っているのか」

という点です。

そこで、実際に返礼品を主に選んできた妻に聞いてみました。

11年間で特に印象に残っているというのが、

兵庫県洲本市の洲本温泉利用券
高知県須崎市・小島水産の魚
長野県辰野町の松茸

の3つです。

一方、高額な寄附をしたにもかかわらず、

「ほとんど記憶に残っていない」

という返礼品もありました。

今回はランキング形式で優劣をつけるのではなく、2015年から2025年まで、その年に選んだ中で特に印象に残っている返礼品を1つずつ妻に選んでもらいました。

11年間で、わが家の返礼品の選び方がどう変わったのかも紹介します。

※返礼品名・寄附額などは当時の記録に基づいています。現在は内容や寄附額、取扱状況が変更されている場合があります。

目次

結論|11年間で特に印象に残った返礼品は3つ

妻に「11年間全体で、特に印象に残っているものは?」と聞くと、次の3つが挙がりました。

自治体返礼品印象に残った理由
兵庫県洲本市洲本温泉利用券家族旅行の旅費をかなり抑えられた
高知県須崎市小島水産のお魚新鮮でおいしく、魚の定期便を何度もリピート
長野県辰野町松茸毎年選ぶのが楽しみになっていた

共通しているのは、「高額だったから」ではなく、実際に家族で使ったり食べたりして満足度が高かったことです。

11年経った今でも、すぐに名前が出てきました。

そして、この3つの中でも、妻が特に強く印象に残っているのが洲本温泉利用券でした。

2015〜2025年|寄附明細585件を振り返って各年で印象に残った返礼品

今回は「その年で一番お得だった返礼品」ではなく、今振り返って特に印象に残っている返礼品を1年につき1つ選んでもらいました。

あわせて、その年の夫婦合計の寄附件数、年間寄附総額、その返礼品を選んだ当時の寄附額も載せます。

年年間寄附件数年間寄附総額印象に残った返礼品当時の寄附額
2015年47件625,000円長野県辰野町・松茸70,000円
2016年40件583,000円高知県須崎市・美味しいお魚5回コース50,000円
2017年34件696,000円岐阜県中津川市・天然松茸500g100,000円
2018年50件951,000円佐賀県上峰町・BALMUDA The Toaster62,000円
2019年47件895,500円兵庫県洲本市・洲本温泉利用券100,000円
2020年37件1,245,500円京都府亀岡市・羽毛布団80,000円
2021年50件1,253,500円愛知県名古屋市・バーミキュラ ライスポット293,000円
2022年67件1,075,000円山梨県富士吉田市・セミダブルマットレス80,000円
2023年85件1,338,800円香川県直島町・黄かぼちゃ100,000円
2024年70件1,406,500円香川県直島町・草間彌生 PUMPKIN RED200,000円
2025年58件1,255,600円福島県会津坂下町・Yogibo59,100円
11年合計585件11,325,400円――

※2020年の羽毛布団は同じ返礼品を複数回選んでおり、表には1件あたりの寄附額を記載しています。

表を見て改めて感じるのは、返礼品の種類がかなり変化していることです。

最初の頃は、松茸や魚などの食品。

その後、トースター、羽毛布団、炊飯器、マットレスといった家電・寝具が増えました。

2023年、2024年にはアート作品を選び、2025年はYogiboです。

返礼品が変わっただけではありません。

11年間で、わが家のふるさと納税そのものの使い方が変わってきました。

11年間で最も印象に残った「洲本温泉利用券」

11年間の返礼品を振り返った中で、妻が特に印象に残っているのが洲本温泉利用券です。

わが家は兵庫県洲本市へ何度も寄附してきました。

11年間の記録を集計すると、洲本市への寄附は13件、累計965,000円です。

ただ、最初から温泉利用券だけを選んでいたわけではありません。

玉ねぎ、うに、鱧なども選んでいました。

その後、洲本温泉利用券を利用するようになります。

妻が特に気に入っていた理由は、

家族旅行の旅費をかなり抑えられたこと

です。

返礼品として届いた食品を家で食べるのとは違い、

ふるさと納税をする
↓
温泉利用券を受け取る
↓
家族旅行で実際に使う

という形で、家族全員がメリットを実感できました。

今振り返っても、妻にとって最も印象に残った返礼品の一つです。

私たちが利用していた当時と同じ形の返礼品を現在も選べるとは限らないため、現在利用する場合は取扱状況を確認する必要があります。

何度もリピートした返礼品には理由があった

洲本温泉利用券以外にも、妻が何度も選んだ返礼品があります。

ここでは寄附回数や累計寄附額のランキングまでは深掘りせず、なぜ繰り返し選んだのかに絞って紹介します。

須崎市の魚|新鮮でおいしかったから何度も選んだ

高知県須崎市では、小島水産の魚を何度も選びました。

理由はかなりシンプルです。

「魚が新鮮でおいしく、満足度が高かったから」

一度選んで良かったため、その後も魚の定期便を繰り返し選びました。

ふるさと納税を始めた頃は、まだ選んだことのない返礼品を探す楽しさがありました。

しかし、「これはまた選びたい」と思えるものが見つかれば、翌年も同じものを選ぶ。

現在のわが家では、こうした選び方が増えています。

辰野町の松茸|毎年の楽しみになった

長野県辰野町へ寄附した大きな目的は、松茸でした。

2015年は夫婦で年間47件、625,000円を寄附しています。

その中から妻が特に印象に残ったものとして挙げたのが、辰野町の松茸でした。

その後も何度も選んでいます。

妻にとっては、「今年も松茸の季節が来た」という、毎年の楽しみに近かったようです。

単に高価な食材を受け取るのではなく、ふるさと納税が季節のイベントのようになっていました。

亀岡市の羽毛布団|家族分までふるさと納税で揃えた

京都府亀岡市では、羽毛布団をリピートしました。

最初に選んだものが良かったため、冬用・夏用、さらに家族分まで少しずつふるさと納税で揃えていきました。

食品であれば食べればなくなります。

寝具であれば何年も使えます。

食品以外の「普段の生活で長く使うもの」を選ぶようになった、わが家の変化を象徴する返礼品です。

牧之原市のいちご|何度選んでもハズレがなかった

静岡県牧之原市では、2023年以降いちごを何度も選んでいます。

妻によると、「たっぷり届いて、何度選んでもハズレがなかった」とのこと。

一度満足したものは、無理に別の返礼品へ変えない。

最近はこのパターンがかなり増えています。

高額でも記憶に残らなかったオーダーメイド靴

一方、高額な寄附だったからといって、満足度も高かったとは限りません。

妻に「今ならもう選ばないと思うものは?」と聞いたところ、2017年に選んだオーダーメイド靴が挙がりました。

理由を聞くと、

「高額な寄附だったのに、全く記憶に残っていないから」

とのことでした。

商品そのものが悪かったという意味ではありません。

ただ、11年分を振り返ったときに、ほとんど思い出せなかったそうです。

一方で、松茸、魚、温泉利用券はすぐに名前が出てきました。

わが家の11年間を振り返る限り、寄附額の高さと、何年後まで記憶に残る満足度は必ずしも一致しませんでした。

これは長く続けたからこそ分かったことの一つです。

11年間で返礼品選びは「冒険」から「リピート」へ

妻によると、ふるさと納税を始めた頃と現在では、返礼品の選び方がかなり変わりました。

始めた頃は制度そのものが物珍しく、

「こんなものまで返礼品でもらえるんだ」

と、さまざまな自治体やジャンルを試していました。

返礼品を探すこと自体が楽しみだった面もあります。

しかし、11年間続けると、

「これは満足度が高い」
「これはまた選びたい」
「これは自分たちにはあまり合わなかった」

という経験が蓄積します。

その結果、最近は以前ほど冒険しなくなりました。

良かったものはリピートする。

これが今の基本です。

年間85件寄附した年も|最近は高額返礼品で寄附先を減らす

11年間の中で最も寄附件数が多かった2023年は、夫婦合わせて85件寄附しています。

年間寄附総額は1,338,800円でした。

ここまで件数が増えると、返礼品を選ぶこと自体にもそれなりの手間がかかります。

返礼品を探す。
申し込む。
届く時期を確認する。
食品であれば、冷蔵庫や冷凍庫の空きも考える。

これを何十回も繰り返します。

そのため最近は、

旅行関連、家電、寝具、家具など、比較的高額な返礼品を選び、寄附先の数を減らす

という使い方も増えています。

たとえば2021年に選んだバーミキュラ ライスポットの寄附額は293,000円。

2024年の草間彌生 PUMPKIN REDは200,000円でした。

始めた頃のように少額の返礼品をたくさん探すだけでなく、

「本当に欲しいものに、ある程度まとまった金額を寄附する」

という選び方もするようになりました。

昔より「お得感」は下がった。それでもわが家は続ける

11年間ふるさと納税を続けてきた妻は、

「昔と比べると、返礼品のお得感は下がったなと感じる」

と言っています。

過去に選んだ返礼品を思い出し、「昔はもっとよかったのにな」と思うこともあるそうです。

ただし、これは返礼率を11年間すべて計算して比較した結果ではありません。

長年利用してきた妻自身の感覚です。

それでも、わが家は今後もふるさと納税を続けるつもりです。

わが家では毎年、所得などを見ながら控除上限額の目安を確認したうえで寄附しています。

その前提で、

「利用しないより、自分たちは利用した方がいい」

と考えているからです。

ただ、昔と今では選び方が違います。

本当に使うもの。
以前選んで満足したもの。
家族が喜ぶもの。

を中心に選びます。

「昔はよかったな」と思いつつも、昔と同じ条件を求め続けるのではなく、

今の制度の中で、自分たちにとって満足度の高いものを選ぶ。

それが、11年間続けてきた現在のわが家のふるさと納税です。

まとめ|585件から最後に残ったのは「また選びたい」という記憶

2015年から2025年までの11年間。

夫婦合わせて585件、11,325,400円を寄附してきました。

その中から妻に各年で印象に残った返礼品を選んでもらうと、松茸や魚から始まり、旅行券、家電、寝具、アート、Yogiboまで幅広いものが挙がりました。

特に印象に残っていたのは、

洲本温泉利用券
須崎市・小島水産の魚
辰野町の松茸

の3つです。

共通しているのは、

実際に使って満足し、「また選びたい」と思えたこと

でした。

逆に、高額な寄附をしても、何年後にはほとんど記憶に残っていなかった返礼品もあります。

わが家の11年間を振り返る限り、寄附額の高さと、後から振り返った満足度は必ずしも一致しませんでした。

最近は以前ほど冒険せず、一度満足した返礼品をリピートすることが増えています。

次の記事では、今度は妻の記憶ではなく585件の実データを集計して、「11年間でどの自治体に最も多く寄附してきたのか」を、寄附回数・累計寄附額・実際に選んだ返礼品とともに公開します。

※本記事は、筆者家族が実際にふるさと納税を利用してきた経験を紹介するものです。返礼品の内容、寄附額、取扱状況等は変更される可能性があります。最新情報は各自治体やふるさと納税ポータル等でご確認ください。

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